もやもや病の診断の要点
もやもや病は2018年のガイドライン改定により画像による診断基準が変更になっています。脳血管撮影で、内頚動脈終末部の閉塞・狭窄ともやもや血管があれば片側でももやもや病と診断できます。MRAのみでは両側性が必要です。今回...
もやもや病は2018年のガイドライン改定により画像による診断基準が変更になっています。脳血管撮影で、内頚動脈終末部の閉塞・狭窄ともやもや血管があれば片側でももやもや病と診断できます。MRAのみでは両側性が必要です。今回...
もやもや病の虚血性脳卒中の予防治療は抗血小板薬の長期服用が推奨されています。外科治療には浅側頭動脈-中大脳動脈バイパス術などの直接血行再建術と間接血行再建術があります。無治療の経過は脳卒中の再発が少なくないため、外科治...
もやもや病の検査はMRIやCTAで内頸動脈末端部および前・中大脳動脈近位部の狭窄または閉塞と側副血管の発達が特徴的で、頭部MRIで「ivy sign」や「brush sign」がみられることがあります。脳梗塞は皮質・皮...
もやもや病はWillis動脈輪周囲の動脈狭窄または閉塞と側副血管の発達を認める脳血管異常です。アジア人に多く、好発年齢は10歳前後と40歳前後と二峰性のピークがあります。症状は脳虚血症状・出血が多いです。今回、もやもや...