片頭痛の予防・対応の要点

片頭痛の管理・対応

 片頭痛は体動時の増悪、嘔気・胃のむかつき、羞明の3つが揃うと片頭痛の可能性が高いとされています。片頭痛薬は発症早期(4時間以内)に服用し、前兆と発作予防はミグシスが有効です。今回、片頭痛の予防・対応の要点を紹介します。

慢性片頭痛

  • 片頭痛が過去に5回以上ある
  • 頭痛(片頭痛または緊張型頭痛あるいはその両方)が1ヶ月に15日以上、3ヶ月以上つづく
  • 片頭痛が8日以上、トリプタン製剤で軽減する
  • 薬物乱用があっても良いが、他の疾患によらない

片頭痛の自己診断・セルフチェック

  • 動くとつらい、生活に支障を感じる
  • 胃がむかむか・吐き気(嘔吐中枢が関係?)
  • 光がまぶしい(盲目も光で頭痛が増悪)

 3つそろえば、90%の確率で片頭痛

 「静かな、暗い部屋で寝ている」のが一番

片頭痛薬の飲み方

  • 片頭痛が始まったら、早めに服用(できれば4時間以内):血管拡張・血漿漏出を治療する
  • 片頭痛の痛みが続いたら(月経時片頭痛に多い)、消炎鎮痛薬(アセトアミノフェンなど)、ときに座薬を使用する:痛みの延焼を止める
  • 片頭痛は胃腸の動きの停滞があるため、気配がしたらドンペリドン・プリンペラン・モサプリドなどを予防的に使用:胃腸蠕動の正常化

前兆の予防

  • ミグシス 5mg 朝夕2錠ずつ、1日4錠
  • 効果は緩徐(2週後から)、3ヶ月は継続
  • 片頭痛予防薬の適応であるが、前兆に有効な唯一の薬剤

片頭痛改善の経験談

  • 毎日、片頭痛の予防体操をしている
  • ヨガや太極拳を続けている
  • 朝の散歩を日課として続けている
  • 週末に楽しみな予定を入れ(リフレッシュ)、休日の二度寝をしない。水分補給・十分な睡眠。
  • 金曜(休みの前日)の飲酒はほどほどにする(一気に緊張がほぐれ、翌日頭痛が起こる)

 生体のリズムコントロール、セロトニンコントロール

認知行動療法

  • 頭痛体操
  • マッサージ
  • 心理カウンセリング
  • 鍼灸
  • ヨガ
  • 作業療法

頭痛ダイアリー

  • 頭痛の辛さは他人には理解されない
  • 自分で頭痛を観察し、整理できる
  • 頭痛情報が医師に伝わり、再診で診断の確認、治療戦略がたてられる
  • 頭痛の誘引探しをしてみる(自分で頭痛を治す)